保守点検の有効性

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メンテナンスでランニングコストの提言を

ランニングコストの低減

定期的なメンテナンスはランニングコストを低減させます。
エアフィルタや熱交換機をせいそうしないで運転を継続すると、例えば暖房運転では次第に冷凍サイクル内の圧力が上昇するため、消費電力も著しく増大します。
ある事例ではノーメンテナンスのまま運転し、約4年後に高圧上昇のための異常停止にいたりましたが、この場合は図にあるように、定期清掃をした場合に比べ、約50%も電気を浪費したことになります。

耐用年数の延長

定期的なメンテナンスは、偶発故障を最小限に抑え、磨耗故障が生じる使用年数の期間(耐用年数)を延ばすことができます。
空調機は冷凍サイクルを構成する部品・送風機・電気電子部品等、様々な部品よって構成されていますが、これらの部品は徐々に劣化します。図は代表的な部品 である圧縮機の故障率を示した「バスタブカーブ」と呼ばれる部品の故障率を示した図です。購入1年以内の故障率が高く(初期故障領域)、次第に減少し(偶 発故障領域)、次第に減少し(偶発故障領域)、長年の運転率、故障率が高くなりはじめる(磨耗故障領域)様子が表されています。
顧客要求の機能は、経過年数につれ高くなり、初期レベルを上回る時期がきます。これは、社会的耐用寿命といえます。

一方、予防保全または事後保全を行う場合、機能・性能の劣化は、図に示しますように、その低下度合が異なり使用限界に達する期間すなわち耐用年数にその差が大きく現れてきます。
適切な予防保全は結局長寿命化を実現するものです。

故障の予防

定期的な診断により空調システム異常(故障)をある程度予測できるため、最小限の部品のメンテナンスで空調機を維持でき、大きなトラブルを防止できます。最近では、遠隔監視も可能となってきております。

快適性の維持

徐々に始まる熱交換器の汚れは気がつきにくいものです。冷房暖房力も汚れとともに低下しますから気が付いたときには空調が利かないばかりかファンモータや 圧縮機などにも少しずつダメージを与え、異常音や異臭の発生など空調システム全体の快適性低下の問題にもなりかねず、定期点検が大切です。

安全性の確保

以上の内容は運転上の問題です。これらの機器を安全にご使用になるためには、定期的な電気部品の点検やガス漏れの点検、安全装置の動作確認などが大切です。専門家による点検で良好な状態でお使いください。

保守・点検のおすすめ

個別分散型を特徴とするビル用マルチシステムは、多数の空調機でビル全体の空調を担うことから確率的にも故障“零”を想定できないこと、また、表「保守・ がイオライン」にしめされているように期待耐用年数を確保するためには定期的な点検と部品の交換などが不可欠であることをご理解いただけると思います。
パッケージエアコンの多様化・高度化に伴い、パッケージエアコンのより安全な運転が要請される様になり、故障の発生をできるだけ防止しようとする、いわゆ る保守・点検の必要性について説明してきましたが、その詳細を「保守・点検ガイドライン」として表に示していますのでご参照ください。
本ガイドラインは、空調システムに必要な“保守・点検の内容と周期”の標準的な指標をしめすものです。関係各位により、本ガイドラインが有効に利用され パッケージエアコンが適正に保守され空調の品質が維持されることを希望して止みません。

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